きばっど 「建学の精神」を考える3つの言葉 R3.3.12

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1 よき人たれ  Be good man

クラ-ク博士は初めて札幌を訪れた時に、当時の札幌農学校の校則の提出を求め、それを睨み「これは全部廃止する」と宣言した。それを聞いた当時の北海道開拓長官の黒田清輝は激怒し、博士と対峙して、説明を求めた。博士は「校則は一つでよい。それは、『ビー・ジェントルマン』(紳士たれ)である。」と述べた。それを聞いた長官は真っ赤になっていた顔を笑顔に変え、「わかりました。それで行きましょう」と答えた。クラーク博士は赴任の挨拶の中で「ジェントルマンというのは、まず定められた規則を厳しく守ることが必要だ。自分の良心に従って行動することだ。そのためには自分の良心を育成しなければならない。誰にも恥じないような良心を一人一人が持ちなさい。」と述べた。そして、「これは、一人の人間が社会の中で自立した存在として生きていく基本なのです」と付け加えた。「道義に徹する」とは、この言葉と同じである。「人としてよき人」で日々の生活を送りたいものだ。「こうありたい」と努力なしにはなかなかできないこともいろいろとあるが、けっして難しくはない。

2 他の人のために For others

「自分のために努力するのは当たり前、他の人のためにできて一人前。」育英館のメンバ-は自分の知りうる仲間だとすれば、やる気も出るし、がんばれる。さて、この仲間のためにだけで良いのだろうか。「未来を守る」という意味で、もっと他の人も意識したい。これから出会う人も意識したい。「どうすればこの地球を未来に残していけるのだろうか」と、そんな考えも必要だろう。

ナカドチェス市長の歓迎セレモニ-挨拶で、「これから会う未来の友人のために」という印象的な言葉があった。他のためにつくす姿勢として大いに参考したい。「まだ見ぬ人にまで…」と考えると、「公共物を大切に」から始まり、「食品ロスを減らす」まで、おろそかにできないことは数多くある。「実利を図る」人になるなら、ここまで考えて行動できる人をめざしてみよう。

3 為すべき仕事を愛して Love my work 「人は与えられた為すべき仕事を果たすために生まれた。」とよく言われる。それは天命とか天職というものだ。その仕事が簡単にわかり、やれるのであればよいのだが、わからないことが多い。それなら、今、自分に任された仕事には精一杯取り組みたい。仕事の出来は心の持ち方で良くも悪くもなるから不思議だ。だから、笑顔で精一杯、仕事には取り組もう。「頼み事は試されごと」は仕事に対する姿勢を考えさせる言葉である。仕事はよい意味で期待をかけられて頼まれるもの、だからこそ、期待をよりよく裏切る取組をしよう。まずは、「全集中で心をこめる」から始めよう。「勤労を愛する」なら、どんな仕事にも愛情を注げる。それだけで、どこにいても、頼られる人になれるに違いない。

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