「常に、英才たれ」を合い言葉に

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きばっど育英館  「常に、英才たれ」を合い言葉に           H28.6.3

育英館の校名の由来は「教育英才」。これは孟子の「天下の英才を得て之を教育す」に基づきます。「英才」とは、いわゆる「秀才」ではなく社会を支えていく秀れた才能を意味する言葉です。イメ-ジを広げるために英語表現を取り上げて考えてみます。

 

英才とは、ずば抜けた知的能力と独創性を持ち

someone who has exceptional intellectual ability and originality

あわせて、非凡な精神的能力をもつ人

unusual mental ability

これらがどうすれば育つのか、どのように教えればよいのかと考えたとき、一度に多く、育てることは難しいという考えにだれもが思い至ります。

英才を育てようとすると、教育の出発点がそもそも違います。公教育と呼ばれるものは、ある程度のレベルの人間をたくさん育てるというねらいがあるのです。そう考えると、育英館創設時のスタイルである「全寮制、男子校、中高一貫」には、英才を育てる教育システムとして大きな意味があると思います。

「同じ釜の飯を食う」ことや長い時間を共に過ごすことから生まれるという一体感、そして、いろいろな場面で互いがライバルとなり、競いながらも助け合うというチ-ム意識、その上、それらに先輩、後輩という縦のつながりがもつお互いの影響力まで「英才」としての非凡な精神的能力を陶冶しようと考えられたものなのでしょう。まさに、英才を育てようと創設された学校だと考えられます。

また、英才に必要とされる知的能力は、21世紀型能力に取り上げられるように言語ツ-ルと「情報活用能力」を基礎、応用、発展と育てなければならないと考えられます。当然、長期間の養成カリキュラムが必要になります。知的能力の汎用性は、言語活用能力と大きな相関がありますので、理系、文系を問わず、習得された語彙が理解を助け、深めるのは当たり前のことです。語彙量の増加は必要条件です。ただし、蓄積された知識が生きて働くためには、教科を横断し、統合する力を育てないとなりません。そのためには、6年間の勉強三昧の日々は好都合だったと考えられます。勉強に集中できる環境づくりです。まるで、おいしい酒をつくるのに似ています。

「創造性」は、統合する力の発現です。思考パタ-ンは○○モデルというフレ-ムを考えるとよく理解できます。このフレ-ムの自由度が高いと、創造性は発現します。具体例をあげると、光を発するという点で、蛍光灯とホタルは同じというフレームを作成できるかということです。生体エネルギ-を使う発電とか、非常時発光する標識とかを発明できる素地になります。柔軟に発想するためには、多くのフレ-ムを身につけ、それを自在に変形し、組み合わせるなど、とらわれず自由に取り組める人間でなくてはならないのです。英才を育てるシステムについて研究していくことはとても楽しいことです。ぜひ、各教科で積極的にアプロ-チしましょう。

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