きばっど育英館 終業式の校長講話(概略版)2   

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夏を制するものは受験を制する 夏を制するものは自分を制する

「制する」とは「自分をコントロ-ルできる」ことだ。「かなり暑い」という条件の悪い中でも、自分をコントロ-ルできる。こうなると、人間は強い。そうできるように、訓練するということだ。剣道や柔道の武道にみる「暑中けいこ」、「寒中けいこ」の意味はそこにある。条件の悪い中で、全力で取り組み、精神面を鍛えるようと考えて、昔から設定されたものだ。本番の試合がどんな状況下でも自分の力が発揮できる。昔も今もメンタルを鍛えるために、季節を利用するのはわかる気がする。悪条件を克服するメンタルの強さは、実社会でも十分役に立つはずだ。

これまでの夏休みの思い出の一つには計画通りいかなかった後悔をもつ人は多いはずだ。後悔をしないために、今年こそは○○になろう。あこがれのスタ-や好きなに、「イチロ-になる」と書くだけで取組は違ってくる。ぜひ、なりきろう。

(常に英才たれの最近号には、イチロ-、本田圭佑の卒業文集の文章を掲載しました。「お世話になった人を球場に招待したい」と書いている文章を読むと、本人たちが感謝の気持ちを忘れていないことがよく分かります。感動しました。)

ところで、木の年輪で、よく成長している部分は、密な部分でなく疎になっている部分である。一見無駄に見えている部分が大切だ。この夏休みを機会に勉強だけでなく、音楽会、美術展などに行って、日常にはない感動を覚えてほしい。映画は吹き替えでなく、字幕を見て楽しむもよい。ゆったりと美術館で好きな絵を見たり、コンサ-トに行って、音楽を鑑賞したりと、自分をつくる活動を積極的に行ってほしい。

個人的には、アリスに会ってほしい。今回ほど、時間を考えさせる話はない。「過去は変えられない。しかし、過去に学ぶことはできる。」という言葉は多くのことを考えさせる。過去の出来事はその人の一生を決めるものでないと言い換えておきたい。過去の出来事を変えてもその人の一生が変わらないとすれば、それをどうとらえるかで決まると言い換えた方がよい。続きはぜひ、劇場で…

育英館を誇りに思い、学校を愛し、どこでも胸をはってすばらしいと言ってほしい。「貫き極めろ」はどこまで達成できましたか。育英館の生徒とは?と考えると、やはり、英才になろうと努力する人であってほしい。学校を変えるために、先生方にも協力してもらっています。次は皆さん自身が変わる番です。もうすでに変わっている人も大勢でてきました。今までとは違う育英館をつくりましょう。

英才とは目標、目的があってそれに向かって努力できる人です。信長は天才、秀吉は秀才、太平の世を願い、努力した家康こそ英才だと思います。「人の一生は重き荷を背負って行くがごとし」は家康の言葉として有名ですが、理想を掲げて努力する姿だと思います。育英館の英才たちにも、「重き荷を背負って」がんばってほしい。文化祭、体育祭もやってきます。皆さんの一人一人の力が集まり、すばらしいものとなります。学校はやりとげたという感動を共有する場です。

育英館の看板「常に英才たれ」を背負って、2学期もがんばりましょう。

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