きばっど育英館      学校力とは 

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残暑はきびしいが、風は確実に秋、「風立ちぬ」となぜか松田聖子の歌が浮かんできた。この週末、育英館の校長になれた幸せをかみしめた。体育コ-スセレクション、私学振興大会、体育大会参観を通して育英館の学校力の高さを再度、認識した。

今年のセレクションは例年をやや上回る人数になりそうだ。9月24日はサッカ-、野球それぞれ30名程度の小学生の参加があった。保護者も入れると120名ぐらいの訪問者が育英館に足を運んだ。在校生は、開会行事の進行、体育コ-ス説明、受付補助を分担してやりとげた。態度も発表内容もすばらしいものだった。もちろん、入試日程や内容については担当でしっかりと説明した。校長あいさつでは、体育コ-スの生徒の部活動への取組や修学旅行での機敏な動きにふれ、国体やオリンピックをめざす学校としてふさわしいことを語った。グランドでは小学生をリードして、ランニングや投球練習をする野球部の生徒を見て、「さすがだなあ」と感じた。あこがれて育英館をめざし、後輩の前で模範をみせる、在校生にとってもハレの舞台に違いない。

午後からは私学振興大会に参加した。ここでは、城西高校放送部の藤井さんの進行に驚いた。そこらのアナウンサ-より数段うまい。出水中央高校吹奏楽の主将にインタビュ-する場面は、自然体だが、質問は的確で、安心して聞いていられた。相手から引き出すのが上手で、演奏の中身など、本当によく理解できた。彼女の笑顔と美しい声、以上に、場にあわせて相手の良さを引き出す力に感動した。育英館アナウンサ-にもこんなチャンスを与えたいものだ。きっと素晴らしい進行ができるはずだ。

開会行事で、本校保護者会長の山村智子さんが「保護者の願い」を堂々と提案された。落ち着いた口調で、会場の参加者、来賓の方々にアピ-ルした。フィナ-レはこの日に向けて編成された各校代表の合唱団だった。本校からも4名参加して、舞台左側の前列で精一杯歌ってくれた。「…今日という一日が笑顔でいられるようにお願いした」と歌う「365日の紙飛行機」だった。ここでも育英館の生徒のすばらしさをさりげなく発揮してくれた。笑顔で、口を大きく開けて精一杯歌う姿は、他と比べると違いがよくわかる。振興大会を盛り上げた会長と生徒の皆さん、本当にごくろうさま。

翌日は、市内の体育大会の参観をした。南地区の生徒数の多い2つの中学校である。

生徒のあいさつは悪くはないが、育英館のそれにはほど遠い。簡易テントが所狭しと並び、入口付近は混雑している。ここ数年急速に増えた。いろんな人がいると言えばそれまでだが、簡易テント対応には苦慮するよなあ…。何時に来てもパンフは手渡すとか、来賓席への案内があるとか、来校者に対するおもてなしにも、学校力の高さが表れるのかもしれない。この点では育英館は申し分ない。生徒の態度も育英館の生徒を見慣れたせいか、不十分な気がする。時たま見かける、シャツ出しや冗談の内容や大声の私語など、以前より気になった。よいものに見慣れたからだろうか。

こうやってみると、時間厳守、無言作業、礼儀作法の三本柱は間違いなく、生徒たちに定着している。伝統、高校生のよきモデル、少人数の一体感、これらの違いを作るは何?よさに甘えないで、学校力を高めるものについてじっくりと考え、さらに高めてみたいものだ。

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