■いちご大福
2012/05/01

 今回の実習では「いちご大福」というお菓子を作りました。餡(あん)を餅で包んだ大福でいちご果実を包み込んだものです。生鮮食品であるいちごを使用するため、冬から春にかけての季節限定商品として扱われることが多いです。いちごから次第に水気が出て餡が水っぽくなったり、水気が餅から漏れ出したりすることから、日持ちが短い生菓子です。出来たてのいちご大福をその場でおいしそうに食べる生徒も多く見られた実習でした。
【写真左】いちご大福
【写真右】いちご大福(断面)

 

■フレジュ
2012/04/10

 今回の実習で作った「フレジェ」というお菓子はフランス版のいちごのショートケーキで、伝統のあるフランス菓子です。見た目にはとても甘そうに見えますが、いちごの風味が甘さを和らげており、いちごの風味も楽しむことができます。また普通のショートケーキとは大きく違う点があり、このケーキでは生クリームではなく、ケーキ作りには珍しいカスタードクリーム(バタークリーム)を使用することが多いです。かわいい見た目と甘すぎない味のギャップを楽しむことのできるケーキです。
【写真】フレジュ

 

■クラシックショコラ
2012/03/01

今回の実習では「クラシックショコラ」というお菓子を作りました。「クラシックショコラ」とは「格式のあるチョコレート菓子」という意味で、昔から作られてきたお菓子です。冷蔵庫で冷やすと締まって硬く、しっとりとなり、室温だと比較的やわらかい食感になるので、自分の好みの状態で食べることのできるケーキです。仕上げに上から粉糖をかけて、六分立ての生クリームを添えて食べるとより一層おいしく食べることができます。上品に仕上がったチョコレート菓子、みなさんもぜひ作ってみてください。
【写真】クラシックショコラ

 

■フランスパンの秘密
2012/02/01

 今回の製パン実習では「フランスパン」「フランクエピ」「スパイシーベーコン」「チョコブール」の4種類のパンを作りました。フランスパンは他のパン作りで使用するような副材料を使わず、作り手の技術が味を大きく左右するので、パン職人になる上での難関とも言われています。ちなみにフランスパンが硬い理由は「砂糖」と関係があります。パン作りに砂糖を使うと水分を含みやすくなり、パンがやわらかく仕上がります。ですがフランスパンの生地には砂糖を使用しないため、とても硬く、あの特徴的な長い形を保てるのです。
【写真左】上から「フランクエピ」「スパイシーベーコン」「チョコブール」
【写真中】左:チョコブールの断面  右:スパイシーベーコンの断面
【写真右】フランスパン

 

■ミックスベリーのレアチーズ
2012/01/16

 今回の実習では「ミックスベリーのレアチーズケーキ」というお菓子を作りました。バニラ、チョコレート、ヨーグルトなどさまざまな味付けをしたり、イチゴやブルーベリーをトッピングしたりすることが多い風味豊かなお菓子です。
 今回はミックスベリーということで、ラズベリーやブルーベリーなどを飾り付けました。口溶けを最大限に高めるためレモンの酸によってチーズのタンパク質も凝固させ、ラズベリーソースを上からかけて仕上げました。少し甘酸っぱいレアチーズケーキの完成に生徒たちも大満足の様子でした。
【写真左】ミックスベリーのレアチーズ
【写真中】ミックスベリーのレアチーズ(生徒アレンジ)
【写真右】ミックスベリーのレアチーズ(生徒アレンジ)

 

■世界最高のデザート
2012/01/12

 今回の実習では「マルジョレーヌ」というお菓子を作りました。見た目はとてもシンプルですが、独特な食感の生地と、3種類のクリームのバランスはとても絶妙です。一番右の写真のように、大きく作ったものを切り分けていきます。1900年代前半に “料理の神様”と呼ばれた“フェルナン・ポワン”が20年間以上三ツ星レストランを維持しつづけたフランスのお店“ラ・ピラミッド”で出されていた「マルジョレーヌ」。マルジョレーヌは当時「世界最高のデザート」と呼ばれ高い人気を誇ったスイーツです。

 

■うぐいすの形をしたお菓子
2012/01/10

今日の和菓子実習では、「うぐいすもち」を作りました。うぐいすもちは、餡を求肥(練って作る餅の一種)などで包み、丸く包んだものを楕円形にして左右に引っ張り、うぐいすの形にした和菓子です。また餅菓子のため早めに食べなければ硬くなる早春のお菓子です。
 一般的にはうぐいす粉(青大豆からできたきな粉)をまぶして仕上げることが多いのですが、最近ではよもぎを混ぜた生地で包んだり、仕上げにきな粉をまぶしたりするものもあります。3学期が始まって久しぶりの和菓子実習に生徒たちも大満足でした。

 

■クリスマスの定番のお菓子
2011/12/13

 今回の製パンの実習では「スコーン」と「シュトーレン」を作りました。
スコーンはそれぞれ、くるみ、チーズ、チョコチップ、ドライフルーツミックス味の4種類を作り、いろいろな味が楽しめました。
 シュトーレンはドイツの菓子パンで生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれており、表面には砂糖がまぶされています。ドイツでは、クリスマスを待つ間に少しずつスライスして食べる習慣があります。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、今日よりも明日、明日よりも明後日と、クリスマス当日が普段以上に待ち遠しくなるお菓子です。

 

■第3回 普通科パティシエコース卒業作品展
2011/12/09

第3回普通科パティシエコース卒業作品展『Thanks Sweets Day〜感謝の心をお菓子に込めて〜』が実施されました。この作品展は、パティシエコースの3年生が日頃は口に出して言えない、家族や友人、先生への3年間の「感謝の気持ち」をお菓子に込めて、3年間の集大成を発表する作品展です。感謝の気持ちや、贈る相手は様々ですが、どの作品もとても気持ちのこもった素晴らしい作品でした。今年の最優秀賞は、東梨紗さん(川辺中出身)が作った「Wonder land」が選ばれました。今年でまだ3回目の卒業作品展ですが、年々作品の完成度も高くなっているように思います。また当日来場された保護者の前では3年生によるナッペと飴細工の実技披露も行いました。

 

■和菓子で作るクリスマスケーキ
2011/12/06

 今回1年生の和菓子実習ではようかんやあんこを使ってクリスマスケーキを作りました。デザインは全て生徒たちが各々に考えたもので、どれもとてもかわいく仕上がっていました。ぱっと見たときには洋菓子のような和菓子のクリスマスケーキ。甘いケーキや生クリームのケーキが苦手な方も、このケーキなら材料のあんこを変えるだけで、甘さを抑えた和菓子ケーキを作ることができます。今年のクリスマスは和風ケーキにしてみませんか。

 

前ページTOPページ次ページHOMEページ